こんにちは。
私は結婚して24年になります。紆余曲折、実に様々なことを経験してきました。
長く暮らしていれば、どんなに好きで一緒になった相手とでもうまくいかないことは度々起こります。離婚の原因でよく聞かれる「性格の不一致」「価値観の違い」を挙げれば、全く当てはまらないわけでもありません。しかし、私の中では性格や価値観の違いはあって当然だと思うので、そこを乗り越えるというか受け入れた方が気持ちは楽かなと考えています。
「そういう人なのだ」と思えば、そういう人に対して自分がどう対処していくか考えることができます。私は自分にはないものをたくさんもっている夫を尊敬して結婚しました。つまり、結婚というのは自分の知らない世界を知ることであり、それを受け入れられるか、そういう人を愛し続けていけるかどうかに繋がっていくのだと思います。
何かあったときには「もうダメだ」「離婚したい」という考えではなく、「うまくいくにはどうしたらいいんだろう」と思って過ごしてきた24年間です。人を好きになったり嫌いになったりするのは仕方ありません。でも、離婚ありきで物事を考えてしまうと、話し合いが面倒臭くなり、結局は離婚という道しか選べなくなります。
この「面倒臭い」が厄介なんです。面倒臭いことを避けて通れば後で必ずそのツケが回ってきます。宿題を溜め込んでしまった結果と同じで、最終的にドーンと問題が山積みされてしまいます。それにね、結婚生活は我慢していればうまくいくわけでもなく、我慢の限界がくれば爆発しちゃいますよね。静かだった山が前触れもなく噴火してしまうわけですから、相手はびっくりですよ。我慢しちゃう人は我慢強い人でもあるし、実は面倒臭がり屋という面も持ち合わせているんじゃないかなって思います。
歳を重ねていけば結婚したときとは考え方も見た目も健康面でも変わってきて当然です。自分も相手も変わっていく中で、お互いがどう「うまくやっていくか」ということを、特別なことではなく普段から気さくに話ができるような夫婦でありたいなと思っています。面倒臭がらずにね。普段から適度にガス抜きができれば家庭が焼け野原になることは避けられるかもしれません。
実際、「あなたのここがイヤ!」なんてことは言いませんよ。そんなことを言ったら「俺はお前のここがイヤだ!」と言われて喧嘩になってしまいそうですからね(笑)自分がどうしたら心地よく暮らせていけるか、パートナーと折り合いをつけながら楽しい毎日を送るにはどうしたら良いか、私も研究中です。
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