First step

こんにちは。

 

私は『人生』や『生き方』について考えるのが好きです。好きというよりは思考の癖（習慣）かもしれません。小学生時代から付き合いのある友人に「生きることってどういうことだろうね？ってよく言ってたよね」と言われて「あぁ、私って小学生の頃からそうだったんだな」と驚きました。私が小学生の頃はノストラダムスの予言が話題になっていて、それによると私は２９歳で死ぬ予定だったからでしょうか（笑）

 

 

目まぐるしく変わっていった今までの自分の人生...

ん？？

自分の人生？？

 

確かに自分で選んできた人生ですが、どの選択も自分軸ではなかった気がします。『きっと「それ」を望んでいるんだろうな』と相手の期待を裏切らないような選択と回答を繰り返してきた気がするのです。

 

多分・・・だから、毎日考えてしまうのでしょう。

 

私はこれからどう生きよう？

どう生きていきたいの？？って。

 

同じような毎日が繰り返されているようで、実は毎日違った時間が流れています。時間は誰しもが平等に与えられている財産です。そのかけがえのない財産を私は散財していないだろうか？？

 

最近は「資産運用」という言葉を耳にすることが増えました。「節約」という言葉も頻繁に使われます。「資産運用」と「節約」。これってお金のことだけではなく時間の使い方にも当てはまるのではないでしょうか。

 

長い間忘れていたけれど、思い出した夢があります。

それは、「一人暮らしをする」という夢です。

年齢を重ねれば重ねるほど、誰かと共に生活を共にしたい、したほうが良いと思う機会が増えるのかもしれません。健康面においても災害時を思っても、そばに家族がいる暮らしが何よりも何にも変え難い幸せかもしれません。

でも、私が描いているのは「一人暮らし」の老後。

父が亡くなって一人暮らしをするようになった母を見ていたら、かれこれ３０年以上前、結婚する前の私は厳しいルールがある家庭（親）に縛られず、自由になりたい、一人暮らしをしてみたいと切に思っていたことを思い出したのです。

 



 

母のように歳を重ねて最愛の伴侶を亡くしてからの一人暮らしは、娘の私から見ると母にとっては悲しく寂しく、生きることが残酷な老後となっています。

あんなに自由を欲しがっていたのに、いざ独り身になって自由を手にしたときには心身の健康や日々の暮らしに不安を抱えてオロオロ。父と暮らしていた時の母とは別人になってしまいました。

 

私の理想は「ピンピン、コロリ」。

でも、実際は持病があるので「ヨレヨレ、ダラダラ」になるかもしれません（笑）

それでもというか、それだからでしょうか。だったらもうこの際動けるうちに終の住処を作りたいと無性に思ってしまったんですね。

それって結局迷惑をかけるんじゃないかと言われてしまいそうですが（孤独死とかね）そこはもうごめんなさい！

弱って寝込んでいる姿は家族に見せたくないんですよね。

いつも笑って、いつも何か食べてて、わがままで気まぐれで...の私のまんまでいたいなぁって思って。

思いつき、いっときの衝動、自分のことしか考えてない、一人暮らしなんて無理。きっと口を揃えて家族は言うでしょう。

どうぞそう言って呆れてください。

子供たちは成人して自分の人生を歩んでいます。夫も身の回りのことは自分でできます。

私のこれからの人生、好き勝手にハッピーに生きさせてくださいって思っています。

かつて描いていた未来予想図は４０代半ばで白紙になりました。だからって絶望はしていないし、むしろ人生これからじゃんってね、ようやく思えるようになりました。

 

何もかも失ったわけではなく、

何もかもが新しくなっただけ。

 



 

そう思ったら、失ったものを取り返したいと思うよりも、もう誰にも何にも奪われない自分だけの人生を生きたいって思ったわけです。

今５１歳なので、あと２０年は元気でやれるかな？長生きしたいと言うよりも、幸せを感じる時間を長く持って、波乱に満ちた人生で学んだことを糧に、ネタが尽きない毎日を送って、先に旅立った人や愛犬たちの元へ「今から行く〜〜」ってスキップするようなテンションで死ねたら最高。

 

「うちのお母さんって変わっててさ。まぁ、色々やらかしてくれたよ。でも、楽しそうに生きてたな。お母さんらしいっちゃお母さんらしいよね。」

って子供たちが笑ってくれたら嬉しいなぁ（笑）

世の中を批判したり自分の人生を後悔して愚痴ったりしながら生きるお母さんより、泣いたり笑ったり、ミュージカルみたいな人生を送ったお母さんの方がいいでしょ？ね？？



 

あなたはどんな最期が理想ですか？

今、何か夢はありますか？