First step

こんにちは。

久しぶりに投稿します。みなさんお元気でしたか？

私はこの数年の間に生活環境が大きく変化しました。実父の介護と死、最愛のペットとの別れ、二人の子供たちの各々のパートナーとの別れと出産。一人暮らしになった実母との関わり、数度にわたる引越し。どなたか小説か映画にしてくださいませんか（笑）？？私の類まれな数々の経験が、ご相談者様に寄り添える経験となれば幸いかと考えています。

 

まだ笑って話せるほど時間は経過しておりませんし、更なる試練の入り口に立っている昨今でございます。家族の人生に翻弄されているようでありながら、結局は私が選んだ人生です。「もしも、あのとき」という思いは拭いきれないのが本音ですが、なぜ自分がその道を選択したのかがようやく分かってきたので、これから何があったとしてもその軸はブレないと信じています。さらに言うならば、信じているというよりも、その軸をブレさせてはいけないと、やっと自分らしく生きていく覚悟ができてきたのかもしれません。

私がこれからの人生を選択するにあたって、誰かを悲しませたり期待を裏切ったりする結果になったとしても、他人軸で生きていた私が自分軸で生きていくと決めた以上、その人たちの傷を背負ってでも生き方（考え方）を変えていきたいと思うようになりました。

穏やかな、普通の暮らし。

これが一体どんなものだか誰も定義することはできません。しかし、私が求めている「穏やかな、普通の暮らし」というものがどんなものであるか。その青写真が見えてきました。未来予想図ですね。本来の自分が一体どんな人間性であるか、何に幸せを感じるのか、何を欲しいと思っているのか、そして、どういう生き方をしてどのような最期を迎えたいのか。父を亡くして魂が抜けたような母親を見て、

生きていくこと。

について常に考えさせられています。歳をとること（老いること）は避けて通れません。そして、歳を重ねれば重ねるほど思考は凝り固まってしまい変化を恐れるようになります。

何をするにも物事の選択肢は自分がチョイスして数個ほど目の前に並べ、その中から「これかな」というものを決定しています。だから、自分が変わらないとその選択肢の数も選択の仕方も選択肢の内容も変わらないままなんです。

母の頑固さには歯が立ちませんよ。もう決めているんですもの。誰がなんと言おうと生き方や考え方を変えるつもりも変えるという選択すら持ち合わせていません。かくいう私もそうでした。

 

 

最近のCMで「私に違う人生があることすら知らなかった」という強烈なキャッチコピーを耳にしました。

まさにこれです。

自分の人生がこういうものだ、こうなるべきだ、こうしなくてはいけないんだ、という洗脳に近い考え方（教育の影響）が導く生き方を、このままずっと続けていくなんて勿体無いです。元々、誰かの期待に沿う、期待以上の働きをすることが自分の生き方だと信じていました。自分が「褒められる」「認められる」ことだけによって自己肯定感を得ていたのです。特別なキャリアや才能などなく、ずっと家庭で専業主婦をしていた私の自己肯定感は常に低く、それ故に他人から自己肯定感を与えられるような生き方をしていたのだと分析しています。

生きていくこと。

それは、決して容易いことではありません。まず、生きていることは奇跡です。一人一人が奇跡として輝く宝石なんです。私も多分に漏れずその宝石です。今年で私は５１歳になりました。持病があるので長生きできるかはわかりませんが、７０歳まで生かされるとしたらあと１９年。あっという間に５１年も歳を重ねてきたのに、ありゃまぁ、あと１９年しかないんですよ。それも、元気で生きていたらの話ですよ。そう考えたら、めちゃくちゃでもいいからめちゃくちゃ楽しく生きていきたいって思うようになったんですよね。

 

子供たちは子供たちの人生を歩んでいます。我が子ですからね、幾つになっても心配はつきませんが、一応子育ては終わったんじゃないかなと思うし（伝えたいことはたくさんありますが）もう、お母さんも一人の女性として残りの人生をヒラヒラと舞う蝶のように生きてもいいよねって思うわけですよ。

「本当はこうしたかったけどそうはできなかった。」

自分が選択した人生なのに人や環境のせいにして、愚痴や後悔を言うような親にはなりたくないです。私が子供たちに伝えたいことは、これからの私の生き方で見せていけたらいいな〜なんて都合のいいことを考えております。

 

生きるって大変。だけど、自分次第で人生は変えられるよ。

生きるって大変。だけど、自分次第で人生は楽しくなるんだよ。

生きるって、幸せって、自分次第でどうにでもなるんだよ。

泣いても笑っても人はいつか命を終える。

最期に見る人生の走馬灯は、泣いている自分じゃなくて笑っている自分がいい。いろんなことがあったけど幸せでしたと、ありがとうございましたと嬉し涙を流せたら最高のエンディングです。布団の中で小さくピースサインをしている私を見たら、子供たちも笑って見送ってくれるんじゃないかなぁ。

 

５０代の女性の皆さん。

更年期で辛い思いをされている方、家庭の問題を抱えて辛くなっている方、大切な人を亡くして立ち直れないでいる方...一人で思いを抱え込まず、一緒に心を紐解いていきましょう。お力になれたら幸いです。