こんにちは。
皆さんはエアロスミスの『I don't want to miss a thing』という曲をご存知でしょうか。この曲は『アルマゲドン』という映画の主題歌でした。この映画は好きで何度も見ていて、主題歌を聴くたびに映画のあるシーンを思い出し、涙が出てしまいます。
今日、久しぶりにこの曲が車の中で流れたのですが、今までとは違った思いが胸いっぱいに溢れ、ぎゅっと心が苦しくなりました。
私が曲を聴くたびに思い出すシーンは映画のクライマックスです。主演のブルース・ウィリスが最期を迎える瞬間にまぶたの中で幼い娘の笑顔を思い描いた、あの感動的なシーン。今までは登場人物の気持ちになってウルウルしていたのですが、今日はふと思ってしまったのです。
私が最期を迎えるときに思い浮かべる場面は、人生のどの場面なのだろうかと。
エアロスミスの曲が流れる中、私の頭の中では実にドラマチックに様々な場面が走馬灯のように流れていました。そのどれもが、社会に出る前の幼い我が子たちと一緒に過ごしていた家族の楽しい思い出でした。どこかに出かけている場面というよりも、ごく普通の日常生活です。笑ったりふざけたりしている無邪気な子供たちの姿がアルマゲドンのあの名シーン同じように蘇り、私のまぶたに映し出されました。
最期を迎えるとき、悲しいかったことや辛かったことより、嬉しかったことや楽しかったことを思い出したいなぁ、嫌いな人より大好きな人を思って、大好きな人の笑顔をまぶたに焼き付けて息を引き取りたいなぁと痛烈に思いました。そう思ったら涙が溢れて溢れて....
なんだかんだ忙しなく、綱渡りをしているような感じで必死で生きてきましたが、どっこい!あの頃はあの頃で楽しいことがあったんだよな、私は十分幸せだったんだなって思います。だから、今の生活の中にも苦労と同時にちゃんと幸せがあって、振り返ったときには今の自分が過去を笑って話せるようになってるみたいに、きっと、笑えているんだろうなって思うし、絶対にそういう未来であって欲しいって思います。
そのために、今をどう生きるか。
過去の自分が今の自分を作っているように、明日やその先の自分は今の自分が作っていくものです。物事の受け取り方や感じ方、行動、言葉、考え方、どれを取っても未来を作る材料になっています。自分が選んだこと全てが次に次にと繋がっていきます。
どんな自分になりたいかを考えたら、どこに行くべきか、何をすべきかは見えてきます。自分が動くことで自分も周りの人も変わってしまうことが怖くて動けない自分はいるけれど、人生の最期には絶対に
「あー、楽しかったなー」
って笑って言って目を閉じたいと思うから.... だから、ちょっとずつ進んでみようって、うん、今日はまぶたに映った幼い我が子たちに背中を押してもらえた気がします。
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