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mental counseling

コラム

2019.06.09 

コラム

ただいま同居4ヶ月

こんにちは。

お嫁さんと孫と同居が始まって約4ヶ月、息子の単身赴任が始まって約2ヶ月が経過しました。リビングの中央にはベビーベット、その周りにはオムツや着替えなどのお世話キットが置かれています。キッチンにはミルクの缶と哺乳瓶、ダイニングテーブルにはお嫁さんが小腹をすかせたら何かしらで満たされるよう、お菓子や軽食をいっぱい置いています。洗面所には赤ちゃんの衣類用洗剤、お風呂場にはベビーバスとケアグッズ。我が家はここ数ヶ月ですっかり「ザ・赤ちゃんのいるお家」に変わりました。

息子が不在の中、いかにお嫁さんが快適に過ごせるかを考えながら暮らしていますが、戸惑いや気がかりなことは多々あります。私が気を遣っていることが相手の負担になっているかもしれないし、もっと気を遣ってあげなきゃいけないことが他にあるかもしれないし、考え出したらキリがありません。ものすごく神経質になっている気がしますが、私自身が夫の家族と同居していたことがあるので思うところがたくさんあるのです。



一緒に暮らしていると、当時が蘇ってきて辛いときがあります。自分が姑の立場になったことであの頃の姑の気持ちに多少の理解を示せたとしても、どうしても、どう考えても、どんなに寛容になろうとしても、ダメなのです。舅に関しても同じです。そして、あのときあの場所に一緒にいた夫の在り方においては、今更ながら「あり得ないよね、やっぱり」と落胆を超えて怒りさえ湧いてくることもあります。私は召使いや奴隷としてじゃなく、家族として迎え入れて欲しかったし、子育てをしている一人の女性としての配慮も欲しかったです。

私がお嫁さんに対してできることは自分が言われて傷ついたこと、されて嫌だったことは絶対にしないこと。もちろん、それはあくまでも私がそうであってお嫁さんが同じであるとは限りませんが、私にはそれしかできません。あとはその都度話をしていくことで解決していかねばなりません。思い違いは心のすれ違いに繋がります。心がすれ違ってしまうとお互いがストレスを感じますし、お嫁さんは孤独感を強めてしまいかねません。

幸いにしてお嫁さんには家庭の他に職場があって、歩ける距離にご実家があります。お嫁さんがどんな価値観の中でどんなふうに育ってきたか、その全てを知ることはできませんが、親御さんが愛情を注いで育ててこられた大事な娘さんです。ご両親と同じことはしてあげられませんが我が家をご実家の次に心地よい場所として思い、過ごしてくれることが願いです。



私は今、「良いお姑さん」になろうとしているわけではありません。そもそも、母親としても妻としても自己採点は50点くらい。家事に卓越しているわけでもなく、バリバリ働いているわけでもなく、同居する前としている今に至って特別何も変わっていません(笑)

前々からご実家のお母様がお料理が得意という話を聞いていたので、我が家に来てからお嫁さんが不健康になっているのではと少し心配ですし、何かと比べられているんだろうな〜と思っています。でも、それってお嫁さんにとってはお母様の偉大さを知ることですし、こんなふうに怠けて良いんだ〜って思ってくれたら神経質な姑と一緒にいるより気持ちは楽ですよね〜??完全に都合の良い解釈をしていますが、どんなに頑張ったってお母様を超えられっこないし、私がお母様を越える必要もないですよね?

お嫁さんと孫と接していて、いつか自分の娘が嫁いだ時にお相手のご家族に大事にされると良いなぁと心から思います。私の親も私が夫の親に大事にされることを望んでくれていましたし、お嫁さんの親御さんも同じ思いでいると思います。私の頭の片隅には「この子が私の本当の娘だとしたら」という思いがあります。お嫁さんへの遠慮や配慮の前に、自分の娘だったらきっとやっているだろう、言っているだろうと思うことを考えるのです。

それがお嫁さんにとって良いか悪いかはわかりません。もしかしたら、一人の女性としてもっと違う接し方をしてあげたほうが良いかもしれません。本当に、正解はわかりません。

でも、今の私にできること、思うことは一貫して

「この子が私の娘だったら」。

そして、願わくば、今の私たちがお嫁さんを大切に思っているのと同じくらい、我が娘が結婚した先で愛されて大切にされますように。

なんかもう、最終的にはこの想いに尽きるかもしれません。「私みたいな苦労はしないでほしいな」って、ただそれだけ。娘にもお嫁さんにもね。

 

最近の孫。まだ4ヶ月なのに寝返り成功。寝返ったら元には戻れないのですが(笑)



どことなく娘が赤ちゃんだった時に似ています。そして、当然ながら息子の子供なのでたまーに息子に激似の表情をすることもあります。孫は孫で可愛いですが、孫を通じて我が子への愛おしさを再確認している私です。

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