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mental counseling

コラム

2018.08.02 

コラム

愚痴やイライラを子供にぶつけないために

こんにちは。

夏休みに入り、お子さんと過ごす時間が増えてストレスが溜まってる親御さんもいるのではないでしょうか。猛暑で外で遊ぶ時間が減り、家の中でワイワイ、またはゴロゴロ...そんな我が子についイライラをぶつけてしまってはいませんか?

夏休みなどの長期休みには昼食を作る仕事が(買い物や献立を考える手間も)増えるし、お子さんの宿題を手伝う方もいらっしゃるでしょうし、来客が増える方もおられるでしょう。

「早く起きなさい」「早く食べなさい」「片付けなさい」「宿題しなさい」「テレビばっかり観ないの!」「ゲームはもう終わり!」「また携帯いじってるの?」「もう寝なさい」

これらはすべて命令や指示です。1日中こんなふうに命令されたらどうですか?あまり良い気持ちはしないですよね。でも、親としては規則正しい生活をして欲しいし、なんとかして用事をスムーズに済ませたいと思います。洗い物も掃除も洗濯もいつものように自分のペースでやりたいですもの。

その気持ち、実はお子さんにもあると思うんですよ。「自分のペースでやりたい」と思うのは親だけではないのです。急かされないとやらない子、急かされるとやる気を失う子、お子さんのタイプにもよると思いますが、あれやれ、それやれ、これダメ、あれもダメ、という言葉だけだと、しつけと言うよりもただの欲求や愚痴です。「うるさいなぁ」と思われるだけです。



我が子を見ていてイラッとしたり、先に挙げたような命令や指示を出すには親なりの理由がありますよね。そこで、こんな方法はいかがでしょう。命令や指示だけではなく、交渉を試みるのです。

「お日様が元気なうちにお布団を干したいから起きてくれる?今夜はふかふかのお布団で寝られるよ!」

そう言われたら、なんだか布団を干してもらいたくなりませんか?愚痴やイライラをそのままぶつけるよりも、子供自身が利益になるようなことを伝えてあげると良いのです。

「〇〇してもらえたら嬉しいな〜」

要求が叶うとママはとても嬉しい気持ちになると伝えれば、ママが喜んでくれるなら!と行動してくれることもあります。



逆に

「〇〇だと悲しいなぁ」

イライラすることを悲しい気持ちになると変換して伝えれば、

「悲しくなるんだ...それはなんか申し訳ないな」という気持ちになりますよね?

 

相手をその気にさせるには、交渉が役に立ちます。大人の社会もそうですよね。自分にも相手にも利益があることを人は喜んで実行します。また、子供が言うことを聞かないのには、言うことを聞けない訳があったりします。どうしてだろうな?と思うことがあったら、愚痴ったり叱りつける前に聞いてみると良いです。意味なくやっているように見えて、実は何かのサインかもしれません。

子供の用事に付き合うことが多くなりがちになる夏休みですが、たまにはママの用事に付き合ってもらうのも良いでしょう。

親も子もイライラしないで過ごせる、楽しい夏休みになりますように。

 

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